コスパ高い「イレクター」!DIYでも注目度トップクラス。

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DIYといっても様々な方法がありますね。
こちらでは、初心者にもできるイレクターについて紹介させていただきます。

ゆっくり見ていってね。

目次

イレクターっていったい何?どんなもの?

イレクターは、軽量かつ耐久性に優れたパイプと接続パーツ(ジョイント)から構成される製品で、DIYやインテリア、工業用途まで幅広く利用されます。金属パイプや木材に比べて手軽に扱えるのがポイントです。

近年では誰でも活用できるとして、DIYの初心者から上級者まで幅広い層から支持を得ています。
もちろん、自由自在に組み合わせた理想のものがアイデア次第でできる点、屋内外問わずに利用できる点は大いなる魅力と言えるでしょう。

イレクターについては、矢崎化工株式会社が発売している商品で、海外ではCREFORM(クリフォーム)という製品名で進出しています。

イレクターは矢崎化工株式会社の商標登録です。

イレクターを販売する矢崎化工について

矢崎化工は、多岐にわたる製品で産業界の革新を牽引してきた企業です。具体的には、環境に優しいプラスチック製バケツ、持ち運びに便利なリール巻きポリ袋、耐久性のある工業用コンテナ、高齢者が安心して使える介護用立ち上がり補助用具、さらには自由な発想で組み立てられるイレクターの組立部材などがあります。これらの製品はすべて、市場の潜在的なニーズを発掘し、技術と創造力を最大限に生かして開発されたものです。

矢崎化工の卓越した技術力は、オーダーメイド製品の設計にも反映されています。お客様から求められる独自の仕様や特定のニーズに対して、先進的な視点と精緻な技術を駆使して応えることが可能です。今後も常に一歩先を見据え、より高度なサービスと製品を提供することを目指しています。

その中でも特筆すべきは「イレクター」という組立部材システムです。イレクターはパイプとジョイントを自由に組み合わせ、無数のバリエーションを生み出すことができます。例えば、現場のニーズに応じてキャスターやアジャスターなど、多種多様なアクセサリーを加えることで、数千種類以上の仕様に対応できます。この柔軟性により、搬送機器の現場、製造ラインの効率化、さらには無人搬送車(AGV)やデジタルピッキングシステム(DPS)との連携にも適用できるシステムを構築することができます。このような豊富な選択肢は、お客様の抱える多様な課題を解決するための強力な武器となります。

また、矢崎化工の強みは、その問題解決能力にもあります。長年にわたる現場改善の経験を基に、お客様が直面する課題の背後にある根本原因を見抜き、包括的且つ効果的なソリューションを提案します。特に、お客様自身が気づきにくい部分まで徹底して分析し、詳細なデータに基づいた最適化の提案を行います。これにより、問題の本質を正確にとらえ、持続可能な改善を実現します。

矢崎化工は、これからも技術革新と市場のニーズを捉えた製品開発を通じて、産業界の未来を切り拓いていくことでしょう。

矢崎化工株式会社ホームページ

イレクターの種類

DIYでも活躍するイレクターですが、その種類について知っておきましょう

イレクターパイプ

まずはこれが無いと始まりません。「イレクターパイプ!

スチールにプラスチックを被覆してあるため、強度が高く錆にも強いので屋内&屋外のどの場面でも利用可能です。

また、とても軽いので女性でも扱いやすいことからDIYには最適と言えます。

ここでは、28Φ(ファイ)の太さ(直径28mmのこと)を指します。

パイプにもリブ付きやダブルパイプ、スリップパイプ、パネルキャッチパイプ、フラットパイプなど様々にあります。

長さについても、短いものだと30cmや40cm、中間だと60cmや90cm、長いものになると200cmや400cmまでと様々に取り揃えているのが特徴です。

イレクター用ジョイント

イレクターパイプを取り付けて固定する金属製の専用ジョイントです。

ジョイントにはボルトやナットで固定するメタルジョイントと、接着剤やビスなどで固定するプラスチックジョイントの2種類あります。

そして、ジョイントの種類も多彩に揃っているので、様々なパイプの取付方法が存在します。

上がメタルジョイント、下がプラスチックジョイント (一部ですが)

キャスター

イレクターパイプに取りつけることで、簡単に移動出来る優れものです。
このキャスターにはプラスチック製の屋内専用のものと、金属製で屋内&屋外で利用できるものと2種類あります。

また、キャスターの車輪の大きさにも種類があるので、用途に合わせて取付可能です。

イレクター用部品

パイプに取り付ける専用の部品として、サドルやキャップ、インサートナット、アジャスター、パイプロック、ヒンジ金具、パイプ受け、パイプ当て板から接着剤まで様々にあります。

高評価な点は?「初心者でも扱いやすい点」

特に初心者にとって嬉しいポイントは以下の通りです。

  • 軽量で運びやすい
  • 工具なしで簡単に組み立て可能
  • 種類豊富な接続パーツが揃っている
  • DIYキットなどの説明書が詳しい
  • 表面にプラスチックがコーティングしてあるので使いやすいし衛生的!
  • 触っても極端な冷たさが無い、肌触りも悪くなくなめらかな感じ
  • 屋内外の水回りでも使用可能!
  • 角が無いように作れる
  • ホームセンターでも購入できる(取り扱いのない店舗もあるので注意)

メリットとして何があるの?

  • コストパフォーマンスが良い
  • 軽量で耐久性がある
  • 手軽にカスタマイズができる
  • 水や錆に強い素材で作られている(スチールパイプにプラスチック)
  • コツを覚えれば誰でも簡単に製作可能

コストパフォーマンスはかなりいいですね。ただ、ちょっと凝ったものを作ろうとすると比較的高い金額になってしまいがちです。
それ以前に、この製品の良さは自分の求めている大きさである程度のものは制作できてしまう点が高評価です。
既製品を購入しようと試みるも、「高さや幅、奥行き、棚の段数などで思っているのもが見つからない!」という経験はないでしょうか???
これなら、自分の思うサイズで制作できますので、既製品の購入に躊躇うということがなくなります。

もちろん、軽量なので初心者や女性の方でも簡単に扱うことが可能で、様々なジョイントがあるためカスタマイズが無限大と言っても過言ではありません。

水や錆に強い素材で作られているのは確かで、そのため屋外でも利用できるのは大きなメリットでしかありません。
ただ、海沿いなどで利用する場合、通常の屋外で利用することに比べて、圧倒的に劣化が進んでしまいます。
それでも、作り直すこともできるし、部分的に部材を交換することだって可能なので安心して利用できるでしょう。

最初は誰だって、素早く、簡単に、うまく作れる! ってわけにもいきませんが、ちょっとコツを覚えると設計図無しでも大体で作れてしまいます。

デメリットについて

  • 非常に高負荷には向かない
  • 見た目が工業的でインテリアには向かない場合がある
  • 長時間の使用で劣化が進む可能性がある(特に屋外で利用した場合)

構造物によって強度は変わってきますが、それでも60センチ四方でプラスチックジョイントを利用した場合、(プラスチックジョイントの種類にもよる)220kg前後とされています。 
もちろん、棚を付けて棚に載せる場合の使用する棚の素材にもよります。
また、メタルジョイントを使った場合は240kg前後とされています。
強度が欲しい場合はパイプ&ジョイントを付け足すことでより強固になります。

見た目があまりよくないというのは確かで、おもに会社や工場などで使われる感が満載です。
しかし、最近ではパイプの色に種類が増えたことで、自宅などのインテリアとして使える雰囲気になりました。

長時間の使用による劣化は、温度、湿度、屋外、天候などで変わってきます。
あくまでものお話なので、通常として使う分にはかなりの長時間(何年という単位の方が確か)で使用することが可能です。

DIYでの使用例

以下のようなDIY用途で活用できます。

  • シェルフや収納ラックの作成
  • ガーデニング用のフレーム
  • 自転車や工具の保管スタンド
  • 簡易的なデスクや椅子の製作
  • 高齢者や介護が必要な人のトイレ用手すりや背もたれ、階段用の手すり
  • ステップ台
  • 倉庫や物置、納屋などの棚
  • キャスター付きの運搬台車
  • 物干しスタンドや洋服スタンド
  • ウッドデッキ
  • 植物棚
  • タイヤ保管棚
  • 動物用の檻

などなど、まだまだたくさんの使用例がありますよ。 アイデア次第です。

それから、矢崎化工さんでは、イレクターを使ったオリジナル作品によるフォトコンテストも開催されており、第1回は2000年に開催され、その後毎年開催されております。 

入賞すると商品券が貰える特典があり、これまで様々なアイデアのイレクター作品が応募されています。

その詳細はこちらからみれますので、是非参考にしてみてください。

2023年までのイレクターフォトコンテスト、作品大賞結果発表はこちらから見れます

もちろん、作品が完成したなら応募してみても良いですよ♪ 2024年は3月1日~5月31日まで!

まとめ

イレクターは初心者にも扱いやすい素材で、軽量かつ耐久性も高く、様々なDIYプロジェクトで重宝されます。コストパフォーマンスが高く、カスタマイズ性にも優れているため、幅広い用途で利便性を発揮します。ただし、非常に高い荷重がかかる場合や、インテリア性が求められる場合には注意が必要です。

強度がどうしても弱いという場合には、太さ直径32mmや直径42mmのパイプや専用のジョイントもありますので、こちらを利用することで強度が飛躍的にアップします。 主に企業用ですが・・・。

何よりの魅力は、自分がイメージしたことに対して、思い通りの形になることです。

手作り風のテーブルを作りたい、かわいいぬいぐるみを飾る棚が欲しい、車内に荷物置き場や簡易ベッドが欲しい、クリスマスやハロウィンなどのイルミネーションを飾りたい、おしゃれなプランターを作りたい、愛しくてやまない愛犬用のドッグゲージを作りたい、自分のサイズに合わせたロフトベッドを作りたい・・・など様々なものを制作できてしまうのもイレクターの醍醐味と言えるでしょう。

最後に、イレクターの互換品として、スペーシア製とNTY製があります。
どちらも28Φ(28mm)なので、パイプとジョイントの両方を利用可能です。(多少の誤差ありだが普通に利用できます)

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